当サイト開設のいきさつ

 今回は当サイトを開設した経緯について書いてみたいと思います。

 このサイトでは、Leaflet (サイトへの埋め込み地図を作るための JavaScript ライブラリ)の プログラム自動生成フォーム を作ったり、Android 用の GPS ロガーを作ったりと、とにかく地図について扱っているブログになるのですが、僕の専門分野や仕事自体は全然地図に関係ないものです(僕自身はカメラエンジニアです)。

 そもそも、ネット上の地図に興味を持ったきっかけは世界一周ブログでした。前職を退職したきっかけに何かしたいと考え、それじゃあ世界一周するか、と思い立ったのですが、そのとき一緒に世界一周ブログも開設しようと思いました。というのも、旅の情報は先人たちのブログから結構仕入れていて、僕もその真似をしてみたくなったからです。先人たちは店や観光地の場所などを埋め込み地図を使って説明していて、僕もブログに埋め込み地図を入れたいなと思いました。(ちなみに世界一周自体はコロナで強制終了となりました)

 実際にブログを書き始めてみると更に、今日はどこからどこへ移動しただとか、観光地を周るルートはどれがいいだとか、そういった情報も載せたくなってきました。ちょうど OpenStreetMap について知ったのはこの頃です。Google Maps だとスクリーンショットが利用規約で制限されていて(このサイトにも Google My Maps のスクリーンショットがありますが)、スクリーンショットに図を書いて行き先などを説明するには、OpenStreetMap が適していたからです。

 ブログを書き進めていくと、だんだん古い記事が埋もれてくるので、地図で行った場所を一覧で示せて、マーカーをクリックすると記事にジャンプする、そんな地図も作りたくもなりました。それで色々調べて出会ったのが Leaflet です。比較的簡単なプログラムで埋め込み地図を自由にカスタマイズ出来て、プラグインも豊富なので、大体思うような地図が作れるようになりました。

 しかし便利な Leaflet も、プログラミングするというハードルがあるので、そこが少し手間かなと感じる時も有りました。なのでコロナで世界一周が強制終了になったころ、丁度仕事も無く暇していたので、Leaflet のプログラムを GUI ベースで自動生成するこの DrawTrail を作りました。

 サイトを作っていると、可能な限りプラグインを使わず、文字もマーカーも矢印も描けて、画像も埋め込めて、画像をクリックすると記事に飛べて、編集内容を保存出来て、Font Awesome も使えて、、、とどんどんやりたいことが増えてきましたが、なんとか形にすることが出来ました(使用例はこちら)。Google My Maps という便利なツールが既にあるので、なかなか個性を出すのが難しかったです。

 数年たつと実際に使う人もパラパラと現れ(猛者も居ます)、もっと使いやすくしようとこの度 Android アプリの公開も含めてサイトの大改修を行いましたが(めちゃくちゃ大変だった)、ユーザーにとってより良いものになっていたら良いなと思います。もちろん、バグは沢山あるかと思うので、見つけたら連絡下されば幸いです。この記事のコメント欄にコメントください。使用例なども連絡頂けると嬉しいです。

 本当は旅人の為の情報サイトも作りたいと思っているので(DrawTrail はその練習のつもりだった)、今からのんびり開発していくつもりです。お楽しみに!

管理人:とれいる





 

 

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